苗字別 吉画数の割り出しページ を利用すると、吉画数の候補がいくつも並ぶ中、強数注意という画数が度々、現れます。
こちらは「本人を非常に強くさせる力」を持つ画数で、古くから「男性に吉」とされてきたものです。
しかし今では、その捉え方が時代に合わなくなっていますので、この度 表現を「強数注意」に改めました。
それにつき、なぜシンプルに「強数」とせず「注意」も付け加えたのかと言えば、文字通り、この画数を使うには少し注意が必要だからです。
「21画」「23画」「29画」「33画」「39画」の5つがこれに当たりますが(画数一覧はこちら)、これらの画数を女性の名に用いた場合「後家相」がつくと昔から言われてきました。
「後家相」とは「早くに夫を亡くしてしまう相」というこです。
なぜそれらの画数を女性が持つと「後家相」がつくのでしょうか?
それは「家庭において妻がものすごく強いと、日々、夫が気疲れして短命になる」というのが理由です。
一方、男性にこの画数が用いられる場合は「男らしく強さが増して吉」…「外で働く男は、強ければ強いほど良い」といった感覚がベースにあります。
全体的に間違いではないのですが、くくりかたが大雑把すぎるのと、現代では女性が一生の仕事を持つのも割と普通のことなので「女性は…」「男性は…」と単純に分けるのは時代に合いません。
一番 良いのは、生まれつき「気」の弱い子供には男女を問わず「総格」や「人格」など影響の大きいところに、こうした画数を用いることです。
生まれつきの「気」の強弱というのは、四柱推命 でよく把握できますが「気の強さ」と「運の強さ」とはまったく別物なので、混同しないよう注意が必要です。
ざっくり大別すると下記の通りです。
気 | 運 | |
---|---|---|
① | 「気」が弱いが | 「運」は強い |
② | 「気」が弱く | 「運」も弱い |
③ | 「気」が弱すぎるが | 「運」は強い |
④ | 「気」が弱すぎ | 「運」も弱い |
⑤ | 「気」が強く | 「運」も強い |
⑥ | 「気」が強いが | 「運」が弱い |
⑦ | 「気」が強すぎ | 「運」も強い |
⑧ | 「気」が強すぎ | 「運」が弱い |
5つの強数を用いるのと良いのは男女を問わず①~④のタイプです。
特に②と④のタイプの人には、非常に助けになるでしょう。
「気」が弱く「運」も弱い場合というのは、「気」の弱さがマイナスのかたちとなって現れやすいからです。
①の「気」は弱いけど「運」が強い、と言う場合には、本人が控えめであることにより自然と素晴らしい人生になっていったりするのであまり心配いりません。
5つの強数を避けるべきなのは⑦と⑧です。
男女を問わず、生まれながらの「気」が強すぎるところへ、5つの強画数が加わりますと破綻しやすくなります。
特に⑧の「気」が強すぎて「運」が弱い場合、人生が思い通りに行かないことに癇癪をおこして悪いほうへ流れがちです。
⑦や⑧のタイプの場合は、極力(大吉と記される)円満画数で固め、たとえ男の子であっても「強数」は除外すべきなのです。
女の子の場合は⑦⑧はもちろんですが、⑤⑥の場合も「強数」を避けたほうが無難でしょう。
特に⑥と⑧の場合は「気」の強いことがマイナスのかたちで現れやすいので、それ以上 強くしてはいけません。
ここで「後家相」の話に戻りますが、女性が①~④つまり「気」の弱い生まれである場合、いくら名前で「強数」を用いたところで、家庭内で夫をしいたげるほどの圧力は備わりません。
その人の性質を決めるのは「生年月日時が7割」「名前が3割」くらいのバランスなので「本来の弱さがだいぶ補われる」といった効果にとどまり、強くなりすぎる心配はありません。
逆に、⑤~⑧の女性に「強数注意」の画数を用いますと(昔から言われているように) 夫にとって安らげない家庭になりがちですが、それは夫の強弱にもよりますので一概には言えません。
夫がそれに対抗できるだけの「気」の強さがあれば、問題はないわけです。
「強数注意」の画数を使わずに「大吉」「吉」のみでまとめることができれば、万人に吉なので、それに越したことはありません。
しかし実際には「強数注意」の画数も含まれる名前を検討するということもあるでしょう。
ご自分の子供の名付けに(大人の改名も含む)「強数注意」の画数を用いても大丈夫か…?
それが気になる場合は、お子様の誕生後に「お子様の苗字」「生年月日」「生まれた時間」「生まれた都道府県」「お子様の性別」の5点を、四柱推命専用フォームから送信ください。
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