閉じる


「梨」という漢字の意味・由来

「梨」は、バラ科の果樹の名前ですが、その他の意味は特にありません。

日本では歌舞伎界を指す「梨園」という言葉がありますが、それもやはり果物の梨に由来しています。

梨の木は白く美しい花を咲かすので人々から愛され、むかし中国の梨の木を植えた庭園で、舞いや歌を教えたことから「梨園」の言葉が生まれたそうです。

漢字の成り立ちとしては、上部の「利」の部分は秋の稲刈りを表しています。

度々「利」の文字の「刂」(りっとう)が刃物を表すから名付けに良くないと言われることがありますが、
「りっとう」は稲刈りの道具ですから「実り」に縁が深いです。

一方、同じく切る道具を表す「刃」の漢字は、動物の肉等を切り、人を斬って傷つけたり殺したりする道具も含めますので、名付けには不向きです。

「利」と「刃」をよく区別する必要があるでしょう。

また「なし」は他の果物に比べ切れ味が良いため「利」の文字が用いられたとされています。


名前における「梨」の読み方

り、なし

名名の彩 サイトからの、おすすめ度

星数

★★★★★

「梨」の文字は、
名付けにおすすめできる漢字です。

11画 一覧へ戻る