「龍」という字は、現在の「竜」の旧字(本字)に当たります。
しかし現代においても「龍」と「竜」は、あえて使い分けられている漢字です。
そのため「龍」という本字をあえて使って名前を付けることもできます。
その場合には、(その簡略型である)新字「竜」の画数を考慮する必要はありません。
逆に、新字である「竜」の字で名付けた場合は、その本質である「龍」の画数も考慮する必要があります。
「龍」は、「たつ」であり「大蛇のようでありながら四つ足を持ち、角と長いひげのある想像上の動物です。
不思議な力を持っている聖獣であるため、その証として頭に冠があります。
文字の成り立ちは、その姿そのもの(胴をくねらせた大蛇+装飾)が象られています。
また、龍は「応龍」とも呼ばれ「麒麟」「鳳凰」「霊亀」と共に四霊と総称されます。
易経においては、最も尊いとされる全陽の卦「乾為天(けんいてん)」が、龍に象徴されており、強さ・正しさの極とされています。
りゅう、りょう、ろう、たつ、かみ、きみ、しげみ、とお、とおる、めぐむ
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「龍」の文字は、
名付けにおすすめできる漢字です。