基本的には「新字」と「本字」の画数に違いがない漢字(漢字一覧ページの緑の枠内)を、名前部分に用いることをおすすめします。
そうすれば、吉画数の自動割出し の画数に従っている限り、たとえ苗字の画数が新字・本字で違っていても、両方において吉画数となるからです。
でも「どうしても桃色枠の漢字(新字・本字で画数の異なる)を使いたい」ということもあるでしょう。
その際にはどのように計算すれば良いかを、下記にご案内します。
下記のような説明も一緒に出てきますが、本字の部分については画数が変化する前提なので、必要ありません。
例えば、12画のページの「桃色枠」から「瑛」の字を選び、4画のページの「緑枠」から「太」を選び「瑛太」という名前を当てはめてみました。
新字体の五行…土土土→吉
本字体の五行…土金金→吉
右半分の新字体のところは当然、自動割出しで出てきたままで、変わりありませんね。
ですが「瑛」の字は、本字では14画になります。
そのため本字体においては上図のように、一番重要な「総格」が大凶になってしまいました。
※ 計算する際は、本字は本字だけで「総格」「人格」「地格」「外格」を計算し、五行の善し悪しも本字のみで見ます。
新字体を基準に「12画+4画」としているので、桃色枠の漢字を名前に使ったからといって「新字体」の画数が崩れることはありません。
本字として変化した画数が、結果としてどうなるのかについて、本字体の部分だけを改めて確認しましょう。
新字体の五行…土土土→吉
本字体の五行…土土金→大吉
このように、新字・本字で画数の異なる桃色枠の漢字を使う場合は、本字になったときの「画数」と「五行」を一つ一つ確かめていく必要があります。
※「福本」の場合、苗字自体がすでに新字・本字で画数が異なります。
こちらの「福本」姓は、「福」の新字は13画、本字だと14画となります。
このように苗字自体がすでに新字・本字で画数が異なる場合、吉画数の自動割出し をした際、表示される候補の数が少なくなります。
そこへ更に、桃色枠の漢字を使うことで条件が厳しくなりますと、選べる名前がほとんどなくなってしまいます。
そのため、苗字がすでに新字・本字で画数が異なる場合は特に、「緑枠」の中から漢字を選ぶことをおすすめします。
そうすることで難しいことなく、苗字の「新字・本字」両方をクリアした開運名を見つけることができます。
下記は「それでも、あえてトライしたい」というかたのために、例を挙げてみます。
新字体の五行…金土火→大吉
本字体の五行…水金土→大吉
上図を見てお気づきかと思いますが、こちらは女優の福本莉子さんのお名前です。
「福」の本字は14画、「莉」の本字は13画なので、全体を計算すると上のようになります。
実に見事ですね… 苗字も名前も新・本の別がありながら、ここまで完璧に整うのは珍しいです。