賢…由来や成り立ちは?

漢字の由来と子供の名前

子供の名前は姓名判断で

「賢」という漢字の由来・成り立ちには諸説あります

この「賢」という漢字は、一つ前の「真」などと同様に、その成り立ちに諸説ある漢字です。

ひとつ目の説はこうです。

臣(=目)と又(=手)が、貝(=お金)の上にあることから、目と手を緊張させてしっかりとお金を守っている姿とし「かしこさ」の意味が付けられたという説です。

私個人的には、とてもしっくりくる説です。

もう1つは、かなり恐ろしい説…。

それは、臣(=目)を又(=手指)で傷つけ、盲人にされる形としています。
そのようなことをされるのは「かしこいため恐れられる人」であり、盲人となって神に仕えたのだそうです。

そういう人には貝(お金)が与えられたため、臣+又+貝で「かしこい」となったという説です。

後者の説は、かなり強烈ですね。

インパクトはありますが、これも「真」の時と同様に、諸説あるうちの一つに過ぎないことを忘れないようにしましょう。

巷では、どうしてもこのような過激な説が一人歩きする傾向にあり良くありません。



「賢」という漢字そのものの意味としては「かしこい」「まさる」「利口」など、智恵が優れていることを専らとし、そこから逸脱した恐ろしい意味があるということもないのです。

それよりも「漢字の意味・由来・成り立ちが不吉でないか?」のページに記しましたように、漢字そのものの意味が良くないものを子供の名前に使ってしまわないようにすることが最も大事です。

由来・成り立ちについては、明らかに不吉なものは除くべきですが、諸説あるうちの一説に不穏なものも含まれているという程度の場合は、あまり振り回されないようにすることが大事です。

また「賢」の字は、新字としては16画ですが、本字(旧字)は15画です。
画数を考える際は、両方に配慮しましょう。
(「新字と本字大切です」のページは、こちらから)


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