子供の名前と漢字の由来

名は体を表す

子供の名前は姓名判断で
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漢字の意味・由来・成り立ちが不吉でないか

私は仕事柄、多くのお名前を拝見しますが、不吉とも言える漢字が名前に含まれてしまっていることも少なくありません。

不吉な意味があるとも知らずに、我が子に命名してしまうのでしょうが「名は体を表す」と言いますように、名前とそのものの本質は一体となってゆく力がありますので、名付けの際には、よくよく漢字の意味・由来にも留意したいものです。

《例1》

「渉」という漢字の意味・由来は…

男の子の名前にたまに見かけられる「渉」の文字ですが「わたる」「しょう」などと発音します。

この文字には「徒歩で川をわたる」といった意味があり、大仕事を成し遂げるような、たくましい印象を受ける漢字ではあります。

しかし同時に、この「渉」の字は「血がベタベタと流れる様子、そのようなところを素足でわたる」といったことも意味します。

「悟りの窓」「迷いの窓」で知られる京都・源光庵の血天井…そんな凄惨な有様でしょうか。

そもそも「徒歩で川をわたる」という意味ですら、昔の人の命がけの行為を指しているわけですから、たいへん厳しい…過酷さの漂う文字なのです。

少なくとも、我が子の幸福を願って付ける名前に、喜ばしい漢字ではありません。

《例2》

「亜」という漢字の意味・由来は…

もう一つ例を挙げてみますと「亜」という文字についてです。

これもよく、お名前に使われているのを見かけますが、こちらの「亜」という字は、建物やお墓の基礎部分…地中に埋もれている基礎部分の形をそのままなぞったものです。

そのことから「表立たない」とか「2番目・次」などといった意味を持っています。

宮本亜門さんのような「演出家」としてのお名前には、ある意味ピッタリだと言えるかもしれません。
演出家というのは直接、観客からは見えないところ(陰)で、舞台作品などの基礎を作るお仕事ですから、まさに「亜」の行為です。

しかし反対に、表に立っていかに輝くかが勝負の女優やタレントさんには、運を削ぐ漢字となってしまうことでしょう。

また「悪」という字は「亜」に「心」と書きます。

胸やのどの下がつかえてしゃべることができない不快さを「悪」としたり、または「亜」は墓石の下ですから人間にとっては心地よい場所ではないため「悪」としたとされています。

このようなことからも、未来あるお子さんの名前に「亜」という字は、やはり相応しくありません。

漢字の意味や由来…
どこまで気を付ければよいのか「さじ加減」

このように一見、良さそうに見える漢字であっても案外、不吉な意味や、名前としては適さない由来を持っていたりすることも少なくありません。

ですが今はネット社会…、情報があふれかえる時代です。
そんな中、気になる情報が少しでも目に触れる漢字を全て除外していってしまっては、やや過剰反応というものです。

ご家族様でお子さんの名前を一から考える場合には、下記を目安に漢字を選ぶと良いと思います。
(名名の彩で「8つの開運名」を考案させていただく際も、下記を指針にしております)

  1. 漢字の意味自体(主たる意味)が良くない場合。
    ⇒ 名前に使ってはいけません。

    これは上記の「渉」や「亜」の例のように、漢字の意味そのものに不吉な意味や、名前として適切でない意味がある場合です。

  2. 漢字の意味自体に(主たる意味ではないが)良くない意味も少し含まれる場合。
    ⇒ 名前に使っても、それによる悪影響はないと考えられます。

    漢和辞典や国語辞典には、重要度の高い順に番号をふって漢字や言葉の意味が記されています。
    漢字によっては、かなりボリュームのある解説がつけられている場合がありますが、そんな中、ずっと読み下していった先に、本来のイメージとは異なる、あまり良くない意味が紛れていることがあります。
    漢字の意味としての「気」は主たるところから成っていますので、あまり重箱の隅をつつくほどに心配される必要はありません。

  3. 漢字の意味そのものに悪い意味はないが、由来や成り立ちが極めて不吉な場合。
    ⇒ 名前に使うことはお勧めできません。


  4. 漢字の意味自体に悪い意味はない。
    しかし由来や成り立ちが(人によっては)やや気になる場合。

    ⇒ 名前に使うことは問題ありません。
     しかし気になってしまう場合には除外する。


    ●漢字の意味自体は良いが、由来については中には嫌う人もいる例 ●漢字の意味自体は良いが、由来の一説に悪いものもある例

ご家族様で、一からお子様の名前を考えられるという場合、不吉な漢字を知らずのうちに使ってしまうという失敗をしないためには、やはり漢和辞典など(できれば2冊くらい)で、よく調べながら文字を選んでいくことが大事です。

名名の彩の「8つの開運名ご提案」においても、もちろん上記の指針をもとに良いお名前を考案させていただいております。


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