本字体(旧字)と新字体
姓名判断においては両方 大切です
子供の名前を考える際には、本字体(旧字体)と新字体の両方で、吉画数となるよう考えることをお勧めしています。
なぜなら、ひとつの名前には、本字(旧字)と新字、両方のエネルギーが宿っているからです。
せっかく新字体で完璧に吉画数を取ることができても、本字(本来の漢字の姿)で凶であれば、吉意は半分になってしまいます。
姓名判断における
「新字体」とは
昭和21年に「当用漢字」が発表された際、画数の多い漢字を中心に書き方が簡略化されました。
- 櫻(21画)⇒ 桜(10画)
- 實(14画)⇒ 実(8画)
- 廣(15画)⇒ 広(5画)
姓名判断における
「本字体(旧字体)」とは
「本字」とは、上記の例で言えば「櫻」「實」「廣」に当たります。
その漢字の本来の姿(正字)です。
いくら書き方が簡略化されようとも、正字としての本来の形が消えてしまったわけではありません。
本来の形は、その文字の中に勿論、宿っているのです。
ですから、元々の形で数えた場合の「気」は必ずそこに存在します。
また、簡略化される前の形(旧字)という意味とともに、本字体にはもう一つ大事なことがあります。
姓名判断の「本字体」では、文字の「本質」を見て画数としますので、下記のように実際の書き方とは異なる画数になる場合も多いのが特徴です。
- さんずい(氵)は「水」を表すので、本質的に4画です。
- くさかんむりは「艸」を表すので、本質的に6画です。
- しめすへん(ネ)は「示」を表すので、本質的に5画です。
- 「八」という漢字は2画ですが「8」のエネルギーを持つので8画です。
- 「六」という漢字は4画ですが「6」のエネルギーを持つので6画です。
- 「佐々木」という苗字の本質は「佐佐木」ですので「7画+7画+4画」です。
このように「本字体」というのは、漢字の本質から画数を出します。
ですので、単に辞書などに載っている旧字の画数をそのまま当てはめただけでは間違ってしまう場合も多く、注意が必要です。
新字体と本字体の、どちらか一方が正しいということはありません。
大事なのは、子供の名前を考える際「その両方のエネルギーが宿っている」ということを無視してはいけないということです。
解りやすい例として、「マナカナ」さんの愛称で親しまれる三倉茉奈さんと三倉佳奈さんの双子姉妹についてのお話を挙げることができます。
お二人は同じ生年月日、生まれた時刻も7分差しかないとのこと…、しかしお名前の新字と本字の違いによって、その影響が表れていると考えられます。
…「マナカナ」さんの話を詳しく読む
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