名前の候補がいくつかに絞られてきたら「音」についてもチェックしてみましょう。
姓名判断の上「運を上げる響き・下げる響き」というものがあります。
意外と多いのが、知らずのうちに姓と名にまたがって不吉な言葉が入ってしまっているケースです。
例えば
このように不吉な音が名前に紛れ込んでいることがあるので気をつけましょう。
名前の響きというのは全体的に「明るさや抜けるような感じ」の音が理想です。
具体的には、フルネームの中に「あかさたな…」などの「ア段」が含まれると響きに明るさが出ます。
苗字にア段が含まれれば、必ずしも下のお名前にはなくても良いと思います。
しかしア段が含まれない苗字の場合には、なるべく名前に入るよう心がけると良いでしょう。
「アイコさん!」
「トモコさん!」
と、試しに大きな声で呼びかけてみて下さい。
「タカオくん!」
「トシオくん!」
でもかまいません。
ア段の含まれる「アイコさん」「タカオくん」のほうが、響きが軽やかで、遠くまで抜けるように感じられるのではないでしょうか。
こうした明るく響き渡る感じのお名前は「つい呼びたくなる名前」となりやすいのです。
運を高めるのは「リョータ(良太)「キョーカ(京香)」など、「伸びる音」が含まれる名前 です。
特に良いのは「シュー(修)」「イチロー(一郎)」など、末が伸びる名前です。
また「ン」が含まれる名前 も発展性が強められ吉です。
例としては「ケント(健人)」「リン(凜)」などの音で、こちらもやはり末に「ン」がくるほうが、より運が強まるとされています。
名前に濁点 がないほうがいいというのは、よく言われることですが、あまり神経質になるほどではないでしょう。
ただ苗字にすでに濁点が含まれる場合には、下のお名前には避けたほうが良いかもしれません。
「かきくけこ」
「がぎぐげご」
と大きな声で言ってみると分るように、濁点のない「かきくけこ」のほうが明るく抜けた響きで、言いやすいです。
「つい呼びたくなる名前」といった観点からも、濁点が少ないほうが発音しやすいのです。
以上の点に配慮しながら名前を選び、何度も声に出して呼んでみましょう。
呼びにくかったり、つまった響きになるのは良くありません。
そして、下の名前だけを呼び捨てにしてみたり、紙に書いてみたり、最近ではスマートホンでの文字変換のしやすさも考慮すると良いかもしれません。
もし、何度も何度も呼びかけているうちに愛着が湧いてくるような名前であれば、それはきっと良い音のお名前です。