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「幸」という漢字の由来・
成り立ち


名前における「幸」の読みかた

さち、さい、さき、みゆき、ゆき、むら、よし、たか、たつ、とみ、とも、ひで

 名付け おすすめ度 ★★☆☆☆


「幸」の字 は名付けに多く見られる漢字でありながら、文字の由来については少し気になる内容です。

「幸」の字は、手にはめる「かせ」(手かせ)を描いたかたちとされています。
漢字全体を絵に見立て、細かく隙間のあるところに両手首を差し入れるのです。

「手かせ」をはめられるだけの罰で良かった⇒ 幸せ。
あるいは「手かせ」をはめられるのを免れて良かった⇒ 幸せ。

諸説ありますが、いずれにしても「幸」という字は、人に罰を与える「手かせ」描いたものであることは確かなようです。


そして「幸」とは、元々「刑」と同系の言葉でありました。

ですので「執」(つかまえる)や、「報」(仕返し)の文字にも入れられています。

いくら「幸せ」と言っても、軽い罰でホッとするような幸せならば、名付けに求める幸せとは少し異なりますよね。

本当に喜べる「さいわい」を表す文字は「福」のほうです。

「幸」は、どちらかというと名付けには不向きな漢字です。



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