祥…由来や成り立ちは?

子供の名前と漢字

子供の名前は姓名判断で
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「祥」の意味 由来 成り立ち
子供の名前に使うのは?

「祥」という漢字には「さいわい」「めでたい姿」などといった意味があります。

ですから子供の名前には一見、良いように感じます。

しかし、なぜ「ネ」(しめすへん)に「羊」と書いて「さいわい」「めでたい姿」という意味となったのでしょうか?

実はそこに、名付けの際には注意しなくてはならない由来が隠れています。

「ネ」は「しめすへん」と言って、元々はその名の通り「示」と書き、意味としては祭祀や占いなどと関わりが深いです。

昔は(今も場所によってはかもしれませんが)祀りや儀式と言えば生け贄が欠かせませんでした。
その代表的なものが羊だったようです。

その際、最も美しい形をした羊が、生け贄として選ばれたことが「めでたい姿」の由来であり、そうした祭祀を執り行うこと自体が「さいわい」「めでたい」ということです。



つまり「ネ」(しめすへん)+「羊」の「祥」という漢字は「姿かたちが美しいため、生け贄となった羊」を書き表したものです。

いくら、漢字の意味そのものが「めでたい」と言っても、生け贄の由来を持つ文字を子供の名前に用いることはお勧めできません。

補足ですが、たまにその事と混同されてしまいそうになるのが「美」という漢字です。

「美」の文字は、やはり「羊」と「大」を合わせてできていて、大きくて見栄えのする羊を象っています。

ですから「うつくしい」という意味となったわけです。

「美」の由来にまつわるお話はそこまでで「だから生け贄になりました」の部分があるわけではありません。

羊の文字に「しめすへん」や「我(ほこ・のこぎり)」などが合わさって、初めて生け贄の意となるわけです。

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