2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」に続き2023年は「どうする家康」でも存在感を示す藤岡弘、さん。
もともとは「藤岡 弘」というお名前でしたが、現在は「藤岡 弘、」と名前の最後に「、」を付ける改名をされています。
『昔の武将は一度「 、」 を打って決意した…』『我いまだ完成せず』といった思いを込め、最後に読点を加えたとのお話です。
改名は「新しいことを始めるとき」や「心機一転したいとき」など本人の意気込みとともになされるのが最も良いとされますので、藤岡弘、さんのように強い意志をもって名を改めるというのはお手本のような改名です。
藤岡弘、さんの場合、特に「姓名判断上の影響をふまえ改名した」といった話は一切ありませんが、偶然にも点をひとつ加えることにより非常に良いお名前となりました。
元々の「藤岡 弘」というお名前の場合、新字体では良い画数ですが、本字体(旧字体)ですと「総格」という一番大事なところが大凶になってしまっていたのです。
本字での画数の大切さは「双子のマナカナさんのページ」や「新字と本字、大切です」のページでも感じていただけると思います。
藤岡弘、さんの場合「、」を加え、1画増やしたことで、新字でも本字でも総格数が大吉になりました。
これであれば、1画プラスしたほうが良いに決まっていますね。
しかし、お名前の最後に読点を加えるというのは、有名人ならではの改名かもしれません。
そして実際、改名されてから長い間、新しい名前がなかなか浸透しないという苦労もあったそうです。
ですが時間をかけ、新たな名前が広まって本当に良かったです… 77歳となられた現在もドラマやCMなどで大活躍しておられます。
さらに4人のお子さんも、俳優やモデルとして皆、活動されているようです。
改名された芸能人のかたをもう一人、挙げさせていただきますと、内野聖陽さんがいらっしゃいます。
元は「ウチノ マサアキ」だったのを「ウチノ セイヨウ」と読み方を改めました。
「名前を読んでもらえない(分かりづらい)」というのが改名のきっかけだったそうですが、確かに「聖陽」を一目で「まさあき」と読んでもらうのは難しそうです。
「セイヨウ」とすれば自然に読め、すぐに覚えてもらえそうです。
藤岡弘、さんの場合の改名は、パリ国際ファンタスティック& SF映画祭批評家賞を受賞した際、気合いを入れ直すための改名とは言え、
それでも周知するのに苦労したというエピソードがありますし、内野聖陽さんは「名前を読んでもらえない悩み」があってのことです。
できることならやはり、改名しないで済むに越したことはありませんので、子供の名付けの際には「開運」「使いやすさ」「素敵な名前」など、あらゆる角度からバランスよく検討することをおすすめします。
ぜひ、トップページの名付けの3ステップをご活用ください。